ご挨拶

OECD / NEA の CRPPH(放射線防護・公衆衛生委員会)の活動の一つとして、原子力発電所における従事者の被ばく低減に有益な情報を各国間で交換する場として、ISOE(職業被ばく情報システム)が1992年1月に発足しました。参加国は世界各国にわたり、アジア技術センター、欧州技術センター、北米技術センター、そしてIAEA技術センターで参加国をカバーするシステムを構築しています。日本からは原子力規制委員会と共に商業用原子力発電所を所有する全電気事業者及び国立研究開発法人日本原子力研究開発機構が参加しており、当アジア技術センターは公益財団法人原子力安全研究協会がその役割を担っております。ISOE活動は多くの成果を生み、CRPPHの諸活動の中でも注目される活動の一つとなってきています。
このホームページは、ISOE参加関係者に参考となる情報を提供することに加え、ISOE活動について広くご理解いただくことを目的に開設したものです。
沿革
1992年 1月 OECD/NEA ISOE(職業被ばく情報システム)発足
1992年 4月 日本参加
(財)原子力発電技術機構(NUPEC)安全情報研究センター内に
アジア技術センター設立
1996年10月 韓国参加
1997年 NEA及びIAEAの共同事務局設立
2003年10月 (独)原子力安全基盤機構(JNES)にアジア技術センター移管
2014年 3月 (公財)原子力安全研究協会にアジア技術センター移管